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整体って免許取るの大変なんですか？

さて、今回はお客様との会話でよく出てくることを題材に致します。

【整体って免許取るの大変なんですか～？】

これ、よく聞かれるんです((+_+))

厳密に言うと、あってないようなものです(；一_一)

と、言ってしまうとものすごくバッシングを受けてしまうので補足致します(苦笑)

この『整体』という職業は日本では【民間資格】にあたります。

つまり『整体の免許持ってます！！』という人は、どこかの団体や会社が作った資格を認定してもらって持っているんですね。

よくホームページに【30日間で免許取れます！！】というのがそれにあたります。

どんな勉強をするかはそのジャンルによって少し違いますが、基本的には『解剖学』や『生理学』、あとは実際の手技を習って、ある一定基準をクリアすれば免許皆伝になるわけです。(まったくそういった資格を持たないでやる方も沢山おります)

つまり！！これで明日から君も立派な整体師だ！！！(^_-)-☆

・・・・とは言えないんです(笑)

技術職なので、やはり知識と経験は積まなくては中々満足のいくものは提供出来ません。

ここ最近は転職で整体師をされる方もいらっしゃいます。価格が安く、チェーン店も多くありますので、当たり・外れがあると言われるのはそのあたりではないでしょうか？

私自身も最初にマッサージを教えてくれたサッカーの名古屋グランパスのトレーナーの方に『一人前になるには最低3万人は身体を触らないと話にならないよ』と言われたのを覚えております。。私はとうに越しましたが、まだまだ奥深さがあり、日々精進です(；一_一)

ついでなので、お話すると日本では【国家資格】として認められるのは【鍼灸マッサージ師】【柔道整復師】などになります。私がもっているのはこの【鍼灸マッサージ師】になりますが、これはその専門学校に行って3年間勉強した後に受験資格を得て、国家試験にチャレンジするわけです。これ、仕事をしながらだったのでほんとにしんどかったですね(苦笑)

ただ、やはりその分知識は、それなりにつきます。

短期で取れる【民間資格】と【国家資格】の違いはその知識量の違いだと思います。

基本的な身体の構造は民間資格でも勉強しますが、内科的なものの勉強はそこまでしません。

その点、国家資格に関しては内科的のものも当然ながら勉強するので、施術をしている時のアンテナの立て方は変わってきます。(といってもドクターの勉強する量の3分の１らしいですけどね((+_+)))

つまり、整体の免許持ちの方よりはリスク管理は比較的しやすいということになります。

もちろん民間資格でも【カイロプラクター】という資格がありますが、これはアメリカではお医者さんと同じ立ち位置になりますが、日本では民間扱いになってしまうんです。これも残念なお話ですが・・。

個人でものすごく勉強されている方もいらっしゃいますので、一概に国家資格をもっているからどうこうというわけではないと私は思います。あくまで最低限の基準はクリアしましたよ～位の認識です。、、あ、私はね(笑)

取った後にどれだけ勉強して経験を積むか。・・・ですね。

医療系の専門学校が乱立しているので、その治療家のレベルが低くなっているのも事実で『そこらへんを歩いている5人に1人は治療家』というのも聞いたことがあります。

私も、色々と幅広く勉強しなくてはと危機感は常にもっております。

いや～、どのお仕事もそうですが大変ですね(^_^;)

癒し処こうみやでは、技術力は当然ありながら、お客様にはその先に見える【快適な生活】【楽しい時間】【やりたいことを満足にできる】などの【価値】をご提供できたら良いなと思っております。